超絶妄想記事 WT3の衝撃!
この記事は妄想だけで成り立っています
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アメリカ公演は実際に難しいと考えられていた
メキシコやブラジルでのLIVEもなかなか会場を決定できないでいた
「太平洋ぐるっとひと回りツアー」という副題でオーストラリアも回るつもりでいたのだが…
事件はその時に起こった
UniversalからのStuffは息を切らせながら廊下を走ってきた
「これ見てください!」
AMUSEの会議室に叫びながら飛び込んできた。
「やられました!」
彼は自前のPCを液晶プロジェクターに無線接続してネット動画をみんなに観せた。
「こ…これは…」
「まんまじゃん。やられたぁ…」
次の展開を話しあうために集まっていたスタッフたちはため息を漏らした
映しだされた映像には、あの有名なミュージシャンが、可変する衣装にプロジェクションマッピングしてパフォーマンスをしていた。しかも、大人数に対してのマッピングだった
彼女のワールド・ツアーのオープニングシーンである
「わぁ〜すご~い!」とあ〜ちゃんが声を上げた。
「ウチラも真似されるくらいになったんやね。」
「何のんきなこと言ってるんですか!」UniversalからのStuffが声を荒げた。
「まぁ、まぁ、それだけ格好良かったってことですよ。」かしゆかも平気な口調で映像を観ていた。
「さすがれすね〜。こんなふうにアレンジしたんらぁ〜」のっちがおにぎりを頬張りながらそう答えた
UniversalのStuffは周りを見渡した
いま、慌てているのは自分たちだけのようだ
以前からのStuffは、その映像にすぐ興味を失っているようだった
「まぁ、そうですよね。」もっさんがそう言ってMIKIKO先生の顔を見た
MIKIKO先生は笑いながら「まぁ、この世界ではアタリマエのことですから…気にしないで行きましょう」
プロジェクションマッピングが今回のワールド・ツアーの売りだと考えていたUniversalのスタッフたちは驚いていた
この人達は、既に次のパフォーマンスを考えている 先に進もうとしている…
「でね、多分、アメリカも小さなライブハウスしかお客さん集まらんと思うんよ。」
「そうですね〜今回も赤字覚悟でしょうね…」
「WT2はなんとか黒字でしたけどね…」
「アメリカとカナダだけだったらなんとか経費をかけずに…」
スタッフたちはもうプロジェクションマッピング演出が盗まれたことを忘れているかのように話を続けた
「あの〜 どうしても、メキシコとブラジルは行きたいんです…無理ですか?」あ〜ちゃんが発言した
「それは難しいね。治安の問題もあるし…チケットの金額設定の問題もあるんだ。」
「でも、タコスは美味しいれすよ」のっちが発言したがみんなスルーした
「あのぉ〜サッカーワールドカップってブラジルですよね…」かしゆかが手を上げて発言した
「それが?」
「KIRINさんの協賛で…っていうのは無理でしょうか?」かしゆかがそう言うと
「え?もうCMで契約は切れていますよ。」ともっさんが答えた
「れも、KIRINさんが『今後何かあったらなんでも言ってくらさい』っていっていましたよ。」とのっちが笑いながら発言した
「確かに、社交辞令でそう言ってくださいましたけど…」
「えぇ!社交辞令だったんですか!」3人は声を揃えてそう叫んだ
会議室が笑いに包まれた
「あれ? あれ?…ちょっと…ちょっと…」
液晶プロジェクターとPCの接続を解除していたUniversalのStuffが大きな声を上げた
彼の上司がPCを覗きこんで絶句した
再接続された液晶プロジェクターには先程のネット動画のコメント欄が映しだされた
「Perfumeの真似!じゃん!」「Perfumeのパクリじゃん!」「Perfumeを侮辱するのか!」「…」などなど
世界各国からの非難の書き込みが途切れることなく書き込まれている
数秒単位で1000を超えるコメント数が書き込まれている
サーバーがダウンした
ネット動画配信のサーバーがコメントの書き込みでダウンしたニュースは世界を駆け巡った
そのアーティストの公式サイトも炎上していた。
それはPerfumeファンによる抗議によるものではなかった
彼女のLIVEを見終わった彼女のファンが、動画配信で「プロジェクションマッピング」と検索してPerfumeの「カンヌの衝撃」あるいはWT2の映像に辿り着いて怒りを爆発させたのだ
東洋の無名なアーティストの演出をそのままパクって恥を知れ!という怒りだった
だが、この炎上は同時にPerfumeという無名なアーティストへの注目となった
アメリカのトップアーティストがパクった日本の無名な3人のテクノポップユニットは、一躍有名になった
アメリカのiTunesではTOP50をPerfumeが占めた
エレクトロでもダンスミュージックでもなくポップス部門だった
アメリカの動画配信サービスで、彼女たちのPV再生回数が毎日1000万を軽く超えた
古くからのアメリカのPerfumeファンたちは狂喜乱舞した
そして彼らのつくるファンサイトの訪問数は毎日100万人を超えるようになった
WT2の参加者によるヨーロッパのファンサイトも信じられないくらいの訪問者数を記録し続け
動画サイトにアップされているWT2やWT1の動画は飛躍的に再生回数を伸ばし続けた
UniversalMusic本社から日本に矢のような催促が来た
しかし、Perfumeのスタッフたちは「そうは言ってもライブに来るほど熱中していないだろう」と思い込んでいた
アメリカのプロモーターから契約を望む声が次々に届いた
CNNで特別番組を組まれたり
MTVで全LIVEDVDを放映しているとか
スーパーカップのハーフタイムにどうか?とか
機運は盛り上がる一方だった
MIKIKO先生の新しい演出は既に出来上がっている
やるなら今だ!
「えっと、メキシコとブラジルのLIVEもプロモートしてくれるなら受けます。」というあ〜ちゃんの一声が決定的だった
かくして…カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、オーストリア…そしてシンガポールのWT3は開催された
副題は「 TPP (ツアーぱっと!パシフィック!) 」 ←わかりやすいオチに変えました^^;
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アメリカ公演は実際に難しいと考えられていた
メキシコやブラジルでのLIVEもなかなか会場を決定できないでいた
「太平洋ぐるっとひと回りツアー」という副題でオーストラリアも回るつもりでいたのだが…
事件はその時に起こった
UniversalからのStuffは息を切らせながら廊下を走ってきた
「これ見てください!」
AMUSEの会議室に叫びながら飛び込んできた。
「やられました!」
彼は自前のPCを液晶プロジェクターに無線接続してネット動画をみんなに観せた。
「こ…これは…」
「まんまじゃん。やられたぁ…」
次の展開を話しあうために集まっていたスタッフたちはため息を漏らした
映しだされた映像には、あの有名なミュージシャンが、可変する衣装にプロジェクションマッピングしてパフォーマンスをしていた。しかも、大人数に対してのマッピングだった
彼女のワールド・ツアーのオープニングシーンである
「わぁ〜すご~い!」とあ〜ちゃんが声を上げた。
「ウチラも真似されるくらいになったんやね。」
「何のんきなこと言ってるんですか!」UniversalからのStuffが声を荒げた。
「まぁ、まぁ、それだけ格好良かったってことですよ。」かしゆかも平気な口調で映像を観ていた。
「さすがれすね〜。こんなふうにアレンジしたんらぁ〜」のっちがおにぎりを頬張りながらそう答えた
UniversalのStuffは周りを見渡した
いま、慌てているのは自分たちだけのようだ
以前からのStuffは、その映像にすぐ興味を失っているようだった
「まぁ、そうですよね。」もっさんがそう言ってMIKIKO先生の顔を見た
MIKIKO先生は笑いながら「まぁ、この世界ではアタリマエのことですから…気にしないで行きましょう」
プロジェクションマッピングが今回のワールド・ツアーの売りだと考えていたUniversalのスタッフたちは驚いていた
この人達は、既に次のパフォーマンスを考えている 先に進もうとしている…
「でね、多分、アメリカも小さなライブハウスしかお客さん集まらんと思うんよ。」
「そうですね〜今回も赤字覚悟でしょうね…」
「WT2はなんとか黒字でしたけどね…」
「アメリカとカナダだけだったらなんとか経費をかけずに…」
スタッフたちはもうプロジェクションマッピング演出が盗まれたことを忘れているかのように話を続けた
「あの〜 どうしても、メキシコとブラジルは行きたいんです…無理ですか?」あ〜ちゃんが発言した
「それは難しいね。治安の問題もあるし…チケットの金額設定の問題もあるんだ。」
「でも、タコスは美味しいれすよ」のっちが発言したがみんなスルーした
「あのぉ〜サッカーワールドカップってブラジルですよね…」かしゆかが手を上げて発言した
「それが?」
「KIRINさんの協賛で…っていうのは無理でしょうか?」かしゆかがそう言うと
「え?もうCMで契約は切れていますよ。」ともっさんが答えた
「れも、KIRINさんが『今後何かあったらなんでも言ってくらさい』っていっていましたよ。」とのっちが笑いながら発言した
「確かに、社交辞令でそう言ってくださいましたけど…」
「えぇ!社交辞令だったんですか!」3人は声を揃えてそう叫んだ
会議室が笑いに包まれた
「あれ? あれ?…ちょっと…ちょっと…」
液晶プロジェクターとPCの接続を解除していたUniversalのStuffが大きな声を上げた
彼の上司がPCを覗きこんで絶句した
再接続された液晶プロジェクターには先程のネット動画のコメント欄が映しだされた
「Perfumeの真似!じゃん!」「Perfumeのパクリじゃん!」「Perfumeを侮辱するのか!」「…」などなど
世界各国からの非難の書き込みが途切れることなく書き込まれている
数秒単位で1000を超えるコメント数が書き込まれている
サーバーがダウンした
ネット動画配信のサーバーがコメントの書き込みでダウンしたニュースは世界を駆け巡った
そのアーティストの公式サイトも炎上していた。
それはPerfumeファンによる抗議によるものではなかった
彼女のLIVEを見終わった彼女のファンが、動画配信で「プロジェクションマッピング」と検索してPerfumeの「カンヌの衝撃」あるいはWT2の映像に辿り着いて怒りを爆発させたのだ
東洋の無名なアーティストの演出をそのままパクって恥を知れ!という怒りだった
だが、この炎上は同時にPerfumeという無名なアーティストへの注目となった
アメリカのトップアーティストがパクった日本の無名な3人のテクノポップユニットは、一躍有名になった
アメリカのiTunesではTOP50をPerfumeが占めた
エレクトロでもダンスミュージックでもなくポップス部門だった
アメリカの動画配信サービスで、彼女たちのPV再生回数が毎日1000万を軽く超えた
古くからのアメリカのPerfumeファンたちは狂喜乱舞した
そして彼らのつくるファンサイトの訪問数は毎日100万人を超えるようになった
WT2の参加者によるヨーロッパのファンサイトも信じられないくらいの訪問者数を記録し続け
動画サイトにアップされているWT2やWT1の動画は飛躍的に再生回数を伸ばし続けた
UniversalMusic本社から日本に矢のような催促が来た
しかし、Perfumeのスタッフたちは「そうは言ってもライブに来るほど熱中していないだろう」と思い込んでいた
アメリカのプロモーターから契約を望む声が次々に届いた
CNNで特別番組を組まれたり
MTVで全LIVEDVDを放映しているとか
スーパーカップのハーフタイムにどうか?とか
機運は盛り上がる一方だった
MIKIKO先生の新しい演出は既に出来上がっている
やるなら今だ!
「えっと、メキシコとブラジルのLIVEもプロモートしてくれるなら受けます。」というあ〜ちゃんの一声が決定的だった
かくして…カナダ、アメリカ、メキシコ、ブラジル、オーストリア…そしてシンガポールのWT3は開催された
副題は「 TPP (ツアーぱっと!パシフィック!) 」 ←わかりやすいオチに変えました^^;
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