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Perfume to 私 と BABYMETAL

PerfumeとBABYMETALのレフトなファンの戯言

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僕のエマノン 

ロボッチさんが空想恋愛小説を書かれていたので真似をしなければならない

しかし、私には妄想空想力が欠如している

そこで、実話を書くことにした。
ユースホステルでヘルパーをしていた僕は、持っていたモップの手を止めた

受付カウンターの前の外国人旅行者に、流暢な通釈をしている女性

小柄な彼女は、コーデュロイのパンツにダンガリーシャツの上に白い毛糸のセーター

その上にゴアテックスのジャケット

そして、大きな登山用バッグを背負っていた

「ファミリールームがあるかって?おっしゃっているんですけど…」

バスが着いたばかりで、混雑している受付係りではなく、エプロンをしてモップを持っていた僕に声をかけたのだろう

「うちには、ファミリールームはないんだ…申し訳ないけど…俺…いや、私は英語ができないので伝えてくれませか?」

彼女は無表情に頷いて、外国人旅行者のふたり連れに説明をはじめた

受付係が混雑で困っていたので、僕はモップを片付けてフロントに入った

当時の若い旅行者は、ユースホステルか野宿で旅行をしていた

長期間の旅行で資金を使い果たした僕は

アルバイトが見つかるまでの腰かけということで、ヘルパーという名の居候していたのだ

混雑が落ち着いて、先ほどの外国人旅行者の受付が終わり、彼女の順番になった

「ありがとうございました。助かりました。」

そう言って彼女の会員証を受け取った

たくさんの宿泊スタンプが押してあった

この一ヶ月、道内を旅し続けているのがわかる

彼女はやはり無表情だった

宿泊に関する説明が終わると、やっと彼女は僕の顔を見た

「ありがとう」

彼女はそれだけ言って、シーツをうけとると指定した部屋への階段を登って行った

「すごい可愛い顔なのに…無愛想だなぁ」

受付係がそう言ってきた

「疲れていたんやろうな」とだけ言って僕は受付カウンターを後にした

ここのユースホステルでは、夕食を提供していない

夜八時になると茶話会を開くのだが、宿泊者の一部しか参加しない

この茶話会は、一人での旅行者や旅行に慣れていない人たちの交流の場だ

そこで、ヘルパーが観光案内や笑い話を提供するのだ

彼女は参加していなかった

いつものように、楽しい時間がすぎて消灯の時間が近づいてきた

「今、テンの餌付けをしています

消灯後も11時まではホールに残っていて見学してもらってもかまいません

ただし、消灯後でもありますし、テンは神経質ですから会話は一切できません

さらに、必ずテンが来るとは限りません」

朝食の時間や朝に行うジャンプ台見学ツアーの説明をして茶話会を終わらせた

テンの餌付けを見るためにホールに残ったのは数名だった

そこへ彼女が現れた

「テンの餌付けを見学できますか?」

風呂に入って疲れを癒せたのだろうか

すっぴんの彼女は少女のような笑顔だった

そして、風呂上りの石鹸の香りを漂わせていた

【需要があればつづくけど】

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カテゴリ: 僕のエマノン

[edit]

Posted on 2012/05/17 Thu. 13:41    TB: 0    CM: 2

この記事に対するコメント

需要1

長編でも構いません。お願いします。

URL | monkage #-

2012/05/17 20:20 * 編集 *

いじわりゅ

需要ありあり。

ってか、何それ。そこで終わらないで。

次が待ち遠しい!!!

URL | P120548 #-

2012/05/17 20:46 * 編集 *

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