Perfume to 私 と BABYMETAL

PerfumeとBABYMETALのレフトなファンの戯言

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僕のエマノン その5 

ライブハウス火星 のP120548さん
Perfume雑記 のeelfishさん
コメンテーターのチョービギナーさん
ひでちんのブログβ版のひでちんさん
【追加】老舗コメンテーターのヤジオショーさん

需要表明ありがとうございました
誰も読んでいないのに、ブログに過去の恋愛話をアップするとイタさキモさが倍増するので

需要表明は嬉しいです

◇ボトリアさんが第三話をアップしてくれました

私の方は、第四話までの 箸休め程度だと思って

読んでいただければ幸いです


おっと、エマノンの説明は要りませんよね

当時のユースホステルには、三連泊までしかできないという決まりがあった
「北湯沢では、雪をずーっと見ていたの」
「ふーん」
「近くに温水プールがあったので、ずーっと泳いでいたの」
「へぇー」
「三泊したら、他に行って泊まってまた、北湯沢で三泊しての繰り返しだったの」
窓の外には、雪が舞っていた


三日目の夜だった

「ずっと時間が止まればいいのに…」
彼女が呟いた

その頃の僕は閉塞感で、いっぱいいっぱいだった
この場所は楽しいのだが、早く逃げ出したかった
そんな僕に彼女は話し始めた

その夜から翌日夕方まで非番だった
それをいいことに、お客さんの立場で茶話会に彼女と一緒に参加した

その夜の茶話会担当者は、テンの餌付けの話をしなかった

だから

みんなが部屋に帰ってから、毛布とココアを持って二人で窓のそばに座っていた

お互いに自己紹介をした
彼女は僕より一歳上で、東京の有名私立大学付属少中高一貫校を出ていた
親の敷いたレールを忠実に走ってきたそうだ
大学三年になって、幼い頃からの許嫁との婚約も済ませた
自分の好きな国文学科の単位は三年目に殆どとってしまった
そこで、彼女は違う大学の理工学部を受験した
合格して、自分の貯金で入学手続きをしてしまった
親には内緒だった
結婚が遅れることになった
親は激怒したそうだ
しかし、婚約者は簡単に結婚の延期を承諾した

今で言うと、マリッジブルーという簡単な単語で説明されただろうか

でも、何で彼女はこんな話を僕にするんだろう?

僕は素直に尋ねてみた

「うん、全然知らない人に聞いて欲しかったの」
彼女は窓の外ではなく、僕の目を見ながら微笑んだ
僕は少し残念な答えにがっかりした表情をしてしまったのだろう

「正直ね…うそよ」
彼女は僕の方を向いた
「ずっと話を聞いてくれそうな人を探していたのかもしれない」
「僕が?」
「うん」

この夜は、僕たち二人しかいなかった

「ねぇ?泳げる?」
もう彼女は窓の外を見ていなかった
「得意だけど…」
「明日は休みでしょう?」
「うん…でもなんで知ってるの?」
「ちょっと私に付き合ってくれません?」
彼女の頬っぺたは真っ赤になっていた

なぜだろうか?
この時まで二日間、ほとんど何も話さなかったのに…

彼女は、それまでの屈折した僕の人生全て知ってくれているみたいだった
僕のことは何も話していないのに

そして、テンはその夜も来なかった


【貴方の需要表明が、餅つきペッタンペッタンになります】(^O^)
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カテゴリ: 僕のエマノン

[edit]

Posted on 2012/05/20 Sun. 13:48    TB: 0    CM: 4

この記事に対するコメント

あれ?

需要表明のテレパシーを送ってましたが
僕側の出力が弱すぎた様で…

と言う事で続き待ってますww

URL | PPPHIVE #-

2012/05/20 16:51 * 編集 *

だから...

こういうお話は需要あると思いますよ。

こういう展開、私の場合は勘違いが先走りして、何とも不毛な結末になったのですが、セラミックさんのケースは何ともイイカンジですね。

精神年齢10代の50過ぎのオジサンが20代に戻ったような気持ちで読ませていただいてます。

ぜひぜひ続きを読ませてくださいませ。

URL | massasue #-

2012/05/20 22:32 * 編集 *

話が盛り上がってきましたね

続いていて良かったです。TVドラマ「優しい時間」の夜の一時の様な柔らかさ素敵です。

URL | monkage #-

2012/05/20 22:49 * 編集 *

えっ? みなさんそうなの?

当たり前のように皆さんはスルーされてたこのタイトル。
実は私は梶尾真治さんも「エマノン」シリーズも全く知らないのでありまして....。
てか、その「エマノン」でホントにいいのかも未だ判らず。
今さらそれは何ですか? とはもう聞けないし(笑)。

でもね。
「長い髪、編みの粗いセーターにジーンズ姿、吸い込まれるような深い瞳とそばかす」...
というエマノン(いやあのエマノンでOKならばの話なんですが)の特徴が、この第五話で
はっきりと私の中で「ゆかさん」に変換されちゃいまして(笑)。もう戻せない!!

私も欲しい! ブランケットとココアが欲しい!!
ちょっと私につき合ってくれません? て言われてみたい!!!
あー。ダメだ。完全にトリコになってしまった...。

URL | チョービギナー #h7JsBsjs

2012/05/20 23:32 * 編集 *

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